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ディスカス初心者の為のQ&A
はまちゃんのプライベートの部屋
ディスカスのお部屋
このページは私の趣味である熱帯魚の王様 ディスカスについて これから飼おうとしておられる方、
今現在飼っているが少し不安があるお方にアドバイス出来たらいいなっと思い創りました。


ページ内のメニュー ディスカスの飼い方 バクテリアと換水について 魚の導入 トリートメント 病気治療 ヤット・サニー系の飼い方 まとめ



熱帯魚の王者ディスカス。
その魅力に癒される方も多いと思います。そう言う私もディスカスに嵌った一人です。
中でもとりわけヤット・サニー氏が作り出したブルーに嵌りました。ディスカス飼育暦12年の私が
これから飼おうとしておられる方、今現在飼っておられる方のためにアドバイスできたらなーと思い
このページを作りました。多くのディスカス愛好家の方々のお役に立てれば幸いです。



ディスカス初心者の為のQ&A
 こちらはビギナーの方にわかりやすくまとめました。

※質問にはお答えいたしませんので悪しからずご了承くださいませ。


ディスカスの飼い方
<基本>
1.換水・・・・・・・幼魚は毎日1/3から2/3。親魚は週2回1/3くらい。
2.エサ・・・・・・・換水後,いわゆるハンバーグを中心に数種類与える。
3.フィルター・・・・月一度洗うことが望ましい。上部フィルター+筒状セラミック+マット2枚。スポンジフィルターは2週間に一度洗う。
4.イオン交換樹脂・・使用すると効果的です。週1度は再生すると効果的です。
5.換水用の水・・・・1日以上エアレーションする事が望ましい。
6.駆虫・・・・・・・月に一度は駆虫用ハンバーグかトリコシード等を使用するといいです。
7.オゾン・・・・・・ペアには使わない。
8.水温・・・・・・・28.5度
9.ph・・・・・・・6.3
10.硬度・・・・・・・総硬度3以下
11.ホルマイン・・・・エラ病の治療に1cc/10リットル,1cc/20リットル,1cc/40リットル。


* バクテリアは多すぎても悪い

亜硝酸濃度が低いのにもかかわらずphが下がりすぎるのは,バクテリアが多すぎるため。

50%の換水+次の日にウールマット交換


<みんながあまり(かなり?)好きでないバクテリアと換水の理屈について>

☆魚の排泄物や餌の食べ残しはタンパク質が中心で,水中にはアンモニアNH3として溶け込みます。
☆NH3 はかなり毒性が強い。でも,バクテリアが比較的毒性が弱い亜硝酸NO2ーーに変えてくれます。
☆一般的にフィルターを空回ししろと言うのはこのバクテリアを増やすためです。
☆んでもって,別のバクテリアがもっと毒性が弱い硝酸塩NO3ー に変えてくれます。
☆ところがNO3ー はphを下げる働きを頼みもしないのにしてくれてしまいます。
☆そこでNO3ー をどうにかしたい。
☆どうすればいいのか?と言うのがアクアリストの悩みであるわけです。
ここで様々な作戦をいろいろな人が試みました。


T<生物濾過作戦>
硝酸塩NO3ーは嫌気性細菌の一部が窒素Nに還元(厳密に言うと酸化物から酸素を取り去ることですね。)してくれるそうです。
窒素は気体になって水槽からおさらばしてくれる。これにて一件落着。
じゃあ,その細菌さんにうちの水槽に来てもらおう。
ちうことで,細菌のコロニーを入れてみたり,細菌を培養した物を入れてみたり,細菌のすみかになる(嫌気性の環境をつくる)濾材を入れてみたりするわけです。商品名はあえて書きません。


U<化学濾過作戦>
 水中の硝酸塩や亜硝酸は基本的に陰イオンの形でとけているらしいので,それを無害の陰イオンと交換してしまおうというのがイオン交換樹脂攻撃です。これはかなり効きますが,メインテナンスをきちんとしないと大変なことになります。具体的に言えば,イオン交換樹脂の再生をきちんとしていないと,もとよりひどくなることがあると言うことです。
 じゃあ,悪い奴らは何でもかんでも捕まえてしまえ!と言うのが,活性炭攻撃です。こいつも大変効きますが,何でもかんでも吸着してしまうので,水中にある有用な物質もなくなってしまいます。
 さらに,活性炭は吸着する限界がくる前に捨てないと,今まで吸着していた物質を放出することがあると言っている人もいました。

V<物理濾過作戦>
 悪いもんが入っているなら捨てちゃえばいいじゃん。というのが,究極の作戦,換水攻撃です。
 古い水を捨てて,新しい水を入れる至極簡単。まさしく単純ですね。しかしこの作戦には大きな問題があります。
 それは,手間がかかる。労力がかかる。時間がかかる。と言うことです。
 でも,1番のおすすめはこの作戦です。失敗は少ないと思います。

 ちなみに僕は,全ての作戦を併用しています。
 換水は入れる水さえきちんとしていれば,やればやるだけ効果がありました。


<エサ>
1.普通にやるならディスカスハンバーグ『牛ハツのミンチ(絶対に加熱する事!)』に限ると思います。
2.ときどきブラインシュリンプの成体や,はさみのない小さいエビ
3.残酷なようだけど,他の魚の生まれたての稚魚

おすすめは4です。これは指向性も高く色も良くなることが多いです。
乾燥飼料だけだと成長が遅いです。


[魚の導入]
一度飼育を始めれば3年〜5年は生きますので、気に入ったものを選びましょう。
安価な外国産の魚は、少し前までは、ホルモンによる色揚げのため、成長不良をおこしたり、シクリッド病を持ち込んだり、もちろん繁殖なんて論外、結局挫折の原因になります。
種親の選択は、系統的にしっかりした海外ブリーダーものや、自家繁殖を行っている信用あるショップで購入するか、繁殖をてがけている、ディスカスマニアから手にいれるのがよいでしょう。
マニアの持ち魚は、かなりのこだわりを持っており、ショップより良い魚が多いように思います。
はじめて、ディスカスをはじめる場合に特に注意することは、ディスカスは集団性のある魚なので、大きな水槽に2、3匹ではおびえて餌も食いません。 可能であれば、10匹程度からの飼育をお薦めします。


<間違っても仕入れてはいけない魚>
私も分けがわからない間は、ずいぶん無謀な買い方をしていました。その経験をふまえ、絶対に買ってはいけない魚の症状のいくつかをあげておきます。

・呼吸が早い。エラ蓋から白いものが出ている。(エラに寄生虫がいる)
・黒化している。水槽の隅に固まっている。片ヒレをたたんでいる。(病気・水あたり)
・痩せている。(腹に寄生虫を持っている)
・奇形(目欠け、左右で目の大きさが違う、体型不良)
・目ばかり大きい(体の成長がとまってしまい、目ばかりが成長している、成長不良個体)
・いやな予感がする。(やはり元気がないということ、手を水槽に近づけると寄ってくるくらいのものが良い。)


[トリートメント]
導入した魚は、絶対トリートメントが必要です。お店の水槽では非常に元気でも、自宅の水槽に入れたとたん、調子を崩すことはよくあることです。 病原菌を持ち込まれ、いままで元気だった既存魚まで調子を崩しては、もともこもありません。(私も痛い目にあってますので) 私の場合は、トリートメントタンクを用意し、入念な水合わせの後、放ちます。トリートメントタンクには、エルバージュを規定量より少し多めに入れます。 その状態で、最低1週間は様子を見ます。 薬は3〜4日もすれば薬効がなくなるのですが、排水用のホースの共有などで感染すると恐いので、1週間としています。 エラにダクチロギルス、ギロダクチルス、キロネドラなどの吸虫をもっていることが多いので、その後ホルマリンで薬浴します。これも1週間程度様子を見ます。 その後、魚の様子を見ながら、大丈夫そうであれば雑居水槽に移しています。 (ワイルドの場合は、この間に、コンバントリン入りハンバーグで腹の中の寄生虫の駆除を行います。結構腹に寄生虫持ってるものです。) もし、トリートメント中に、新規導入魚に病気が出た場合には、続いてマゾテンでの治療を行います。一度発病したものは完全に治ったのを確認するため、既存魚の1匹をいれてみて、様子が変わらないかチェックします。大丈夫そうであれば、ここではじめて雑居水槽に移します。 私も、以前トリートメントをさぼったばっかりに、一度に数十匹の成魚を落とすというい苦い経験がありますので......。

[病気治療]
トリートメント方法と共通する部分があるので、続けて書いておきます。
いろいろな病気があると思うのですが、専門家ではないので、経験から会得した治療法をあげておきます。
私の場合、いちおう大きく分けて3種類の薬品を使用します。

@エルバージュ : 細菌性の病気らしきもの。

【症状】
 片ヒレをたたんで、水槽の隅に固まる。
 体色が黒くなる。
 ヒレや体に白く綿をかぶったようになる。
 餌を食わない。

 【投薬】
 まず水温を32〜33度くらいまで上げ、エアレーションを追加します。
 その後エルバージュを、規定量よりかなり多めに入れます。水槽の水がかなり黄色く色ずく程度、60x45x45の水槽に、4g程度入れます。
 そのままの状態で1週間、けして水換えをおこないません。。説明書を読む限り薬効は3日〜4日でなくなる(電気を消して暗くするほうが薬効がながく続く。)ということですが、弱っている魚に頻繁な水換えは禁物です。
 3日目くらいに、水槽の水が白濁します。これはエルバージュのせいで、ろ過層のバクテリアがダメージを受けるためだと思います。
魚の体表が荒れますが、これも薬のせいで、快復します。
 1週間程度経過すれば、魚は完治し今までよりも元気に餌をねだってくることでしょう。

Aホルマリン : エラの吸虫、寄生虫関係。

 薬局で、印鑑持参の上購入します。鑑賞魚魚の病気駆除という理由を伝えれば問題なく購入できます。

【症状】
 エラの動きが早い。
 エラ蓋が開いている。エラ蓋からひらひらが出ている。
 エラをなにかにこすりつけるような動きをする。
【投薬】
 100Lに対して、3ccのホルマリンを入れます。場合によっては水が白濁します。
これは、ろ過層のバクテリアがダメージを受けるためだと思います。  通常は半日経過後水換えを再開します。エラもおさまり元気はつらつです。

Bコンバントリン : 腹の寄生虫関係。

 薬局で、人間用の駆虫剤を購入します。錠剤と顆粒がありますが、顆粒タイプは小児用で、味と匂いがついているので私は錠剤を使用します。


ヤット・サニーのDiscusについて
    


※上級者用 ヤット・サニー作出の魚の飼い方

 ヤット・サニーの魚は非常に秀逸である。しかし、それに見合うだけ高価である。しかも、非常に飼いにくい、大きくならないと飼育に悩んでいる方も多いと聞く。そこで、まず、何故飼いにくいのか、それから次に対応策を考えてみよう。

 ヤット・サニーの魚は遺伝的に近い魚同士の交配を重ねて作り上げられたという推測はまず間違っていないところである。遺伝的に濃いと、温度・水質の変化、病原菌などの環境的外圧からのプレッシャーへの耐性の減少が出現する。これを内婚弱性と言う。

 これをカバーするために、サニーのファームではいろんな対策が使われているはずで有る。噂ではヤット・サニーはROを使っているとのことであるが、定かではない。ピーシーズのセミアニュアル(1999年3月)を見る限りROの使用は確認できないのであるが、いずれにせよ水処理設備は凄いものを持っている。原水をそのまま直で水槽に入れると言うことは無く、高度に処理された水を使っているはずである。

 そしてもう一つの飼育の特徴は薬剤の使用であろう。遺伝的な濃さ故に病気にセンシティブな側面があるので薬剤の使用は避けられないところである。特にディスカスのトラブルの最大の原因である鰓吸虫については完全に駆除されているものと思われる。一般に海外で使用されている駆虫用の薬剤はイミダゾール系の薬物であるのだが、国内では観賞魚用として市販されていない。細菌感染についてはテトラサイクリン系などの抗生物質が汎用されているが日本ではこれも観賞魚用としては市販されていない。

 こんな環境で飼育された魚が国内に持ち込まれ、他の産地の魚と混泳でもさせられようものなら一発で鰓吸虫を移されてしまう。もちろん他の病原菌の保菌も然りである。ディスカスの話ではなくウナギの話であるが、最近資源が枯渇しており、在来の日本種だけでは足りず、ヨーロッパ種のシラスウナギ(ウナギの稚魚)を輸入することが多くなったが、この外来品種が輸入され始めた当初はシラスが全滅ということも少なからずあった。これは、日本特有の細菌感染症(具体的な病名は失念しました)に対する抗体をヨーロッパ種が持っておらず、日本に持ち込まれるとたちどころに感染症に罹患してしまっていたからなのである。ヤット・サニーの魚を日本国内に持ち込むのはこのシラスウナギと同じような状況である。

 サニー専用の水槽を設けているSHOPならまだましであるが、他のブリーダーの魚と混ぜられてしまうような店ではその店での在庫魚からの病原感染が起こりうるので、ヤット・サニー専用の水槽を設置していないお店からは絶対ヤット・サニーの魚は買わないようにしていただきたい。これがサニーの魚を上手く飼うためのまず一番大事な一歩である。出来ればサニーのところから入ったまま、パッキングされたまま売ってもらう方がもっと良い。

 次の対応策は水処理である。先に述べたようにヤット・サニーがROを使っているかどうかははっきり解っていないが、前章で述べたように、ROを使って水を綺麗にしてやる=生体に環境的圧力となる汚濁を除いてやることは、他の負荷(例えば、個体にとって未知な病原菌と戦わなくてはならない、若しくは今までとは異なる環境にて生活せざるを得ないなど)に対する抵抗力を増加する。そういった意味で、脆弱な個体にとっては、水処理は是非とも必要なことである。特に界面活性剤(洗剤、石鹸) が多く含まれているような元の水を水道水に使われている場合はきっちり処理してやらないと上手く飼えない。もちろん水換えの方法や濾過も出来たらヤットのファームで行われているようにするのが良いであろう。具体的にどのようにされているかは見たことがないのであるが、多分、香港流の頻回少量の水換えと貧濾過であると推測される。貧濾過が出来るためには水が十分きれいでないといけないので、この意味でもきっちりとした水処理が必要である。

 そして最後に気を付ける点は餌である。実はこれが一番大事な点かも知れない。餌を考える上で二つの留意点がある。一つは餌から病原体を持ち込まないと言うことである。もう一つは大事なことは加熱処理で失われるビタミン類を含めてビタミン、ミネラル他の栄養補給をしてやる必要があることである。

 一般に使われているディスカスハンバーグは病気になるために存在する餌だと言われても仕方がない。特にハツ、レバーなどの内臓を使う場合はそれが様々な病原菌の持ち込む諸悪の根元である。人間以外の生き物は食物を加熱したりしないよって説もお有りだろうが、それは水槽という非常に閉鎖的な環境では通用しない理屈だと思って欲しい。水槽に入れるすべての食材は加熱処理することが望ましい。他の病害虫、病害菌を持ち込まないことで、サニーの魚が本来耐えるべき病害(鰓吸虫など)に対する抵抗を増やすべきである。

 そして加熱で損失されるビタミンを含め、ビタミン、ミネラル等をしっかりと餌に添加してやることも肝心である。これは一つには魚の病気に対して使える薬剤が日本では外国に比べて大幅に限られているので、病気にさせない抵抗力を備えさせると言う予防が非常に肝心だからである。魚に基礎的な抵抗力を持たせるのが大事なことなのである。いったん魚が病気になってしまうと国内で使える薬では太刀打ちできないことも多いので予防は是非とも必要なプロセデュアーである。

 このようにヤット・サニーの魚を飼うにはいろんな留意点が存在する。もちろんこれらはヤット・サニーの魚だけではなく他のディスカスを飼う場合にも同じく注意されたい点である。





〜まとめ〜
飼育の方法も定かに確定していない生物に対して何万、何十万という価格をつけて取り引きすることの可笑しさを疑問に思ったことは有りませんか?確かに見る分には綺麗な生き物では有るのですけども・・・

また、それと同時に、得体の知れない飼育器具の数々。「メーカーや商店の利益以外に何の存在目的があるのか?」とまで言いたくなるような商品が多いとお感じになりませんか?人はそれぞれにそれぞれの生計を立てなくてはなりませんので、人様の商業的な活動のすべてを否定しませんが、それにしてもいささかやり過ぎの感が否めません。

何も知らないうちがハナなのですが、いろいろと使って、散財を重ねて、行き着く果ては、「ちゃんとした水と餌さえあれば、後は何も要らないじゃない」ということが結論なのです。私自身、どれだけお金を溝に捨てたことか!! 初心者がこのように悟れる、或る程度のレベルに達するまでの道のりは実に険しく、利益第一の業者がしかけたトラップだらけです。これでは楽しい趣味の世界の話では無くなってしまいますし、多くの方が中途で挫折されるのが現実ではないかと思う次第です。

なんでこんなことになるのでしょうか?それはあまりにも「理論が語られない、そして、正しいセオリーが確立されていない」ことがベースにあるからなのです。その結果、スタンダードとして流通している知識そのものが誤謬であることも珍しくありません。わかりやすい例を申しますと、「ディスカスの餌になぜ牛の心臓を使う必要があるのか?」という問いに対してちゃんと答えられる人は日本には、いや世界にも誰もいません。そんな脆弱な根拠しかないビジネスなんです!!

 ですが、プロが物事を知らないからということに全ての責任を転嫁してはいけません。アマチュアのレベルが低いからプロのレベルも低いということが本質的な問題であります。それ故、本来、そのように能力のない人たちがプロとして通用してしまうのでありますし、彼らのセオリーもどきが、その正当性を真に吟味されることなく、どんどん広まり、普及していってしまうのです。

 ディスカスを飼うのは犬や猫を飼うのとは訳が違うのです(こういってしまっては愛犬家、愛猫家に叱られてしまいますが)。ちゃんと飼うためには覚えなくてはならないことが少なからずあります。ここでは、それらのセオリーとそのベースになる理論展開も解説しております。「プロもどきの、セオリーもどき」とはまるで異なる見解もあり、いささか面食らうこともあるかもしれません。ですが、ほとんどの主張はちゃんと文献研究もしくはトライアル・アンド・エラーに基づいており、間違ったことは言っていないつもりです。 みなさん、このページを読まれるのを機に、ご自身のディスカス飼育について再度考えて見て下さい。今までご存じ無かったことに触れ、そこからさらなる理論の発展に結びつけて戴ければ幸いです。